大気の品質保全
当市は、大型の商工業が林立し、人口や車両の急増で、建築工事が多いなどの原因により、台湾地区における大気汚染の著しい地区となっています。当市政府の環境保護局は、当市の汚染源を徹底的に管理制御するため、各種管理制御と防止措置を積極的に推し進めています。そして各方面の努力の結果、全国大気汚染物指数(Pollutant Standard Index、以下PSIと称す)より100以上の大気品質の不良日数の比率統計が、1996年の17.5%から2002年には、6.92%と確実に顕著な改善傾向が見られました。
一、 固定汚染源の管理制御
(一) 新建設と既存の汚染源を厳しく審査認可:「大気汚染防止法」により新建設と既存の汚染源の設置、変更あるいは操作許可証に対し厳しく審査認可を行っています。
(二) 積極的に巡回査察を行う管理活動の推進:公共・私企業における製造工程設備の操作と各種汚染物の排出状況を把握するため、積極的巡回査察活動を推進しています。
(三) 減量評価作業の実施:学者・専門家を招いて工場からの汚染拡大の防止と工業安全の現場評価を実施し、改善提案の提出と評価を受けた工場が最も良好な制御技術を得られるよう指導しています。
(四) 揮発性有機物であるVOCの管理制御と検査測定:管轄内の石油化学工業、表面塗装業などに対し製造工程設備コンポーネントの検査測定作業や荷重操作のリーク検査測定を実施しています。
(五) 固定汚染源である大気汚染物の自動監視測定施設とリンク:当市政府の環境保護局は、自動監視測定システムにより固定汚染源である大気汚染物の排出データをリアルタイムで監視測定しています。
二、 逸散源の管理制御
(一) 建設現場の汚染管理制御:建設現場周囲のTSP検査測定と査察作業を実施しています。
(二) 街の洗浄と見本道路の保全:粒状汚染物を削減して大気の品質を改善するために高雄市地区の主要幹線道路や一般道路に対し、洗浄作業を行っています。
(三) はだか地に対する調査・管理制御と緑化:当市の緑化運動とはだか地に対する調査・管理制御を実施しています。
三、 移動汚染源の管理制御
(一) 移動汚染源による排出の管理制御:バイク、自動車、ディーゼル車に対して査察・検問作業を実施しています。
(二) 低公害車の使用を広く推奨:低公害性のバイオディーゼル、ジェットエンジンのバイクなどを使用するよう推奨しています。
(三) 車用油製品の品質管理制御:石油精製所、輸入貯蔵タンクエリアとガソリンスタンドのガソリン・軽油の品質に対し検査・点検とディーゼル車両用の軽油に対する検問を強化しています。
(四) 運輸管理のマッチングプランの研究を強化:住民に公共運輸機関の利用を薦め、大企業と交通計画および乗合制度などの推進を協議しています。 |